―日本各地のお雑煮― 機関誌『ホームヘルパー』12月号(No570)
- 事務局
- 23 時間前
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更新日:6 時間前
様々な地域のお正月のお雑煮を特集しました。ご利用者との話題にしたり、調理の参考にお役立てください。 ※嚥下機能が低下しているご利用者への提供には、充分な配慮をしてください。
千葉 |
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材料(2人分) お餅(角餅) 4個 小松菜 2束 なると 6切れ しいたけ 2個 鶏もも肉 100g 水 500ml 鰹節 15g 醤油 小さじ1 塩 小さじ半分 |
作り方 ❶ 鍋にお湯と鰹節を入れて沸騰する前に火を止め1分位で鰹節を取り出す。そこへ醤油と塩を入れて鶏肉(小口)を入れ火が通ったら小松菜(3㎝ぐらい)しいたけ(薄切り)を入れて、煮立てないようにして煮て、最後に、なるとを入れ、すぐに火を止める。 ❷ 角餅を焼いてから椀に餅を入れ、熱い汁をそそぐと、お餅が香ばしく少し固めでおいしい。柔らかいお餅が好みであれば、4~5分煮込むとお餅が柔らかくなり、よく伸びておいしい。 |
名古屋 |
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材料(2人分) お餅(角餅) 4個 餅菜(小松菜) 1束 かまぼこ 4切れ 水 700ml 白だし 大さじ2 醤油 小さじ2 鰹だし 2g 好みで削り |
作り方 ❶ 鍋のお湯に白だし、醤油、鰹だしを入れて一煮立ちしたら、4cmくらい に切った餅菜を茎(太い方)から入れる。 ❷ 角餅を、くっつかないように餅菜で挟むように入れ、かまぼこを入れる。 ❸ 4~5分煮込んで、お餅が柔らかくなったら、お椀によそって削り節をかけて出来上がり。 |
奈良 |
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材料(2人分) お餅(丸餅) 2個 祝大根 30g 金時にんじん 10g 里いも 40g 木綿豆腐 30g 真こんぶ 2g 水 200ml 白みそ(甘みそ) 26g きな粉 10g 砂糖(上白糖) 8g 食塩 少々 |
作り方 【下ごしらえ】 ・里いもは、皮をむき下茹でしておく。 ・だいこん、にんじんはゆでておく。 ・きな粉、砂糖(上白糖)、食塩を合わせる。 ・真こんぶと水で、だし汁をとる。
【作り方】 ❶ だし汁を煮立て、野菜を入れ少し煮る。 ❷ 木綿豆腐と白みそ(甘みそ)を入れる。 ❸ お椀に焼いた餅を入れ、雑煮を盛る。 ❹ お餅は雑煮の中から取り出し、用意したきな粉をまぶして食べる。 |
出雲 |
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材料(2人分) お餅(丸餅) 4個 水 400ml 薄口醤油 小さじ1 鰹だし 2g 十六島海苔 量は好みで |
作り方 ❶ 鍋のお湯で丸餅を柔らかくなるまで弱火で(3分程度)湯がく。 ❷ 別の鍋で薄口醤油、鰹だし、砂糖を少し入れて一煮立ちする。 (すまし汁より少し濃いめに、濁らない) ❸ お椀に柔らかくなった餅を入れて、澄まし汁を注ぐ。 ❹ 上から十六島海苔を乗せて出来上がり。 |
北九州 |
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材料(2人分) お餅(丸餅) 4個 かつお菜(小松菜) 1束 かまぼこ(紅白) 4切れ ぶり・大根・人参・鶏肉(適量) だし 昆布 5㎝角 かつお節 8g 水 360ml 薄口しょう油 大さじ2/1 塩 少々 |
作り方 ❶ 丸餅(焼いて入れる地域もあるようです。) ❷ ぶりは2㎝角切りにし、酒をふってしばらくおき、さっとゆでておく。 ❸ にんじんは5㎜くらいの「ねじり梅」に切る。 ❹ 大根は「いちょう切り」 ❺ 干し椎茸はさっと洗いぬるま湯でもどし、一口大に切る。 ❻ 昆布・かつお節で出汁をとる。その後、鶏肉を入れる。 ❼ あく、油をとりにんじん、大根、干し椎茸、ぶりを入れる ❽ 調味し餅を入れ餅が柔らかくなったら、かつお菜を加えて煮る。 ❾ 塩で味をととのえる。 |
嚥下機能が低下している方への「餅」の提供はとても危険です!「豆腐餅・おから餅」がおススメです! |
【豆腐餅・おから餅】 ❶ 大き目の耐熱容器に、豆腐又はおから+片栗粉をスプーンやフォークでよく混ぜ、牛乳と水を加える。 ❷ ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで2分加熱し、混ぜてさらに2分加熱する。 ❸ 粗熱がとれたら、適当な大きさにする(丸型、角型) ❹ 雑煮の汁に入れて1~2分煮る。 |
こちらも参考にしてください。
「餅による窒息に注意!喉に詰まったときの応急手当は」
https://www.gov-online.go.jp/article/202212/entry-9901.html
(政府広報オンライン 2025年11月7日公開)

皆様、よいお正月をお迎えください





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